子供が大好きで子供と関わる仕事をしたい!と思い、保育士になることを目標に頑張っている方も多いと思います。
学校、通信講座などで保育士の資格を取得し、いざ保育園で働いてみると、保育士ってこんなに大変だったんだと感じて辞めてしまう方もたくさん見てきました。
保育園によって仕事内容も様々ですし、規模も園での取り組みも全然違います。
今回は、保育士にとって働きやすい職場環境とはどんな所なのか?これから保育士として働くにあたり、どんな保育園を選ぶべきなのかなどお伝えしていきたいと思います。
普段、管理栄養士として保育園で給食やおやつを作っており、現場の保育士さんの悩みや苦労などもたくさん聞いてきました。
実際に自分自身も長年保育園で働いてきて感じたこともたくさんありますし、保育園で働きながら保育士の資格も取得しました。
努力次第で保育士の資格を取得し、保育士として働くこともできます。
深刻な保育士不足で、保育園に入ることができず、待機している子供もたくさんいるのが現状です。
今から保育士として働くことも決して夢ではありませんよ。
現役の保育士さんやこれから保育士を目指している方に対し、少しでも保育園選びの参考になればと思います。
ぜひ最後までご覧ください。
働きやすい職場環境とは?
そもそも働きやすい職場環境とはどんなところなのかをまとめてみました。
1番目と2番目は特に大事な部分だと思いますし、ここが長く勤めることができるかできないかのポイントだと思います。
1.労働環境がしっかりと整備されている
2.職員間でしっかりコミュニケーションが取れている
3.適切な人員配置ができている
4.キャリア支援と研修制度が充実している
5.給与と福利厚生が整っている
6.家庭との調和が図りやすい環境である
他にもたくさんあると思いますが、大きく分けると上記の点がしっかりとしていれば働きやすい職場環境だと言えるのではないでしょうか。
それでは1つずつ見ていきたいと思います。
職場の労働環境
保育園に限ったことではないですが、清潔で安全な施設が整備されいることが重要だと思います。
子供達だけでなく、保育士も気持ちよく働くことができる職場環境はとても大事ですし、壊れた遊具がそのまま放置れていたり、ネズミやゴキブリなどの害虫がたくさんいる施設では子供達、保育士達が安心して園生活を送ることができません。
古い施設だと仕方ない部分もありますが、清潔で安全に整備されているという点は重視するべきではないかなと思います。
他には、残業がありなかなか家に帰ることができないという点も保育園選びで見るべきポイントの1つだと思います。
実際に保育士の方に聞いた話では、自分の仕事は終わっていても先輩の仕事ががまだ終わっていないや、他のクラスがまだ作業しているので手伝わなければいけないなど、なかなか帰ることができない雰囲気があるようです。
園によっては残業せず、勤務時間内に終わらせることができるように人員配置を行なっている所もありますし、決められた時間に退勤できるという点はとても重要かと思います。
園の方針で残業をしないようにと掲げている場所はとても働きやすい場所だと思いますし、子供のお迎えなど定時で帰らないといけない方も働きやすいと思います。
園によって様々なので、自分に合った保育園で気持ちよく働くのが一番です。
保育園探しで悩んでいる方は保育士専用の転職サイトを活用するのも良いですよ。
職場でのコミュニケーション
職員間でのコミュニケーションは保育の質を高めるためにはとても大切です。
しっかりとコミュニケーションをとれている園は、雰囲気もよく、保育士同士の連携を充実させ、子供たちの成長や安全を確保するためにとても重要となってきます。
でも、なかなかうまくいかないのが現実です。
人間同士の関わりなので、合う人、合わない人が出てきてしまいます。
そんな中でもうまく対応できる方は問題ないですが、みんながみんなうまく対応できるとは限りません。
人間関係がうまくいかずに辞めてしまう保育士もたくさんいます。
もちろん自分自身にもダメなところはあるかと思いますが、人間関係をしっかりと築けない園では良い保育をすることは難しいと思います。
人間関係で悩みながら大好きな保育を続けるぐらいなら、他にもいい園はたくさんありますし、楽しく働くことができる園を見つけることも大切だと思います。
適切な人員配置
適切な人員配置ができている園では豊かな保育が提供でき、保育士の負担も軽減されとても働きやすです。
保護者の方も安心して子供を預けることができますし、適切な人員配置はとても大切です。
しかし、人手不足で保育士が足らず、適切な人員配置ができていない園も中にはあります。
人員配置が適切に行われていないと、保育の質が低下し、個別での対応が困難になってきます。
また、安全性も低下してしまい、緊急時の対応の遅れなど子供たちにとっても悪影響を及ぼしてしまいます。
保育士の負担も増えてしまい、過労やストレスで質の高い保育ができなくなり、保育士同士のコミュニケーション等も低下してしまいます。
適切な人員配置ができているのかを見極めることも大切だと思いますよ。
キャリア支援と研修制度
自身のスキルアップには欠かせないキャリアアップや研修制度が充実している園はとても働きやすい環境だと思います。
全職員が研修等によりさらに高いレベルの保育スキルを取得することで、保育の質も高まり、働き続けるためのモチベーションにも繋がります。
充実した研修制度は、保育士個人の成長だけでなく、保育園全体の質の向上にも大きく寄与します。
最新の安全管理に対する知識を学ぶことで子供たちの安全をより一層確保できますし、保護者からの信頼も高くなります。
キャリア支援や研修制度が充実した園では高いスキルをもった保育士が質の高い保育を実践しているので、自身の成長にもプラスになり、子供たちにとっても良い保育ができる働きやすい職場だと思います。
給与と福利厚生
給与と福利厚生も働く上で大切になってきますよね。
こちらは園によって様々です。
保育士の給料が安くて保育の現場で働いていないという方もたくさんいますよね。
給与や福利厚生で自身のモチベーションにも繋がるのでとても大事な部分だと思います。
住宅手当が出たり、研修費用を負担してくれたりなど、園によって様々なので、研修に行って自身のスキルを高めたいけど、研修費用が自己負担で躊躇してしまうという方も中にはいます。
様々な条件で保育園を探してみるのもいいと思います。
自分にとってぴったりの保育園が見つかる可能性も大いにありますし、行動しなければ何も始まりませんよ。
転職サービスには無料で登録できるので、フル活用していい園を見つけることも大切です。
家庭との調和が図りやすい環境
家庭との調和が図りやすい職場の働きやすい環境の一つです。
出勤時間や退勤時間を柔軟に調整できる制度があると家族の予定に合わせやすくなり、ストレスも軽減されます。
短時間勤務制度や育児休暇、介護休暇などの制度も充実していると、家庭の事情に合わせた働き方が可能になり、とても働きやす環境だと言えます。
家庭との調和が図りやすい職場環境は、保育士として長く働くために非常に重要で、これらの要素を持つ保育園を選ぶことで仕事と家庭の両立がしやすくなりますよ。
自分に合った保育園で楽しく働きましょう!
保育士として働きやすい環境の要因はたくさんあります。
今の職場では思うような保育ができない、家庭との両立が難しい、人間関係で悩んでいるなど、様々な思いがあると思います。
悩んでばかりいても先へは進まないので、自分にぴったりな園を探して、今よりも充実した生活を送りましょう。
転職サイトはたくさんあり、どれも無料で様々な条件の中から保育園や幼稚園を紹介してくれますよ。
今回紹介した転職サイトはほんの一部なので、まずは登録して働きやすいと思える保育園を探してみましょう。
楽しく働くことができる保育園を見つけましょう。必ずいい園が見つかりますよ。
普段は管理栄養士として保育園で給食やおやつを作っています。
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