保育園のおやつとして提供しているスノーボールクッキーをご紹介します。
スノーボールクッキーは毎月提供しているわけではなく、クリスマスシーズンの1回だけ提供しています。
保育園では「クリスマス会」があって、その日のおやつはロールケーキやシフォンケーキ、シュークリームなどを提供しています。
クリスマス会は12月20日頃に毎年行われていて、クリスマス給食、そしておやつに先ほど挙げたケーキなどを提供しています。
今回ご紹介するスノーボールクッキーは、12月25日のクリスマスの日のおやつとして提供していて、12月はかなりハードな月になっています。
スノーボールクッキーはフランス語でブールドネージュと言います。
ブールドネージュとは、『白い雪の玉』という意味で、サクサク、ホロホロのクッキーにたっぷりの粉糖をかけて作ります。
まさに白い雪の玉のような出来上がりになるんです。
とても美味しくて、口の中に入れると溶けていくような不思議な食感のクッキーです。
スノーボールクッキーの他にも保育園では手作りクッキーを提供しています。手作りクッキーとスノーボールクッキーの大きな違いは、スノーボールクッキーの方が作るのにかなり時間がかかってしまいます。
手作りクッキーは棒状にして冷凍させて包丁で切って提供するのでそこまで時間はかからないのですが、スノーボールクッキーは1つ1つ手で丸めて作らなければいけないのでかなり時間がかかってしまいます。
保育園では約200人の園児と職員がいるので、1人3つとしても600個丸めなければいけません。
なので、12月25日のクリスマスに特別なおやつとして提供しています。
年1回のおやつなので、子供達、先生達もとても喜んでくれます。
「美味しい」や「また食べたい」って言葉を聞くと作って良かったなって思えますよ。
手作りクッキーも人気のおやつで、プレーンクッキーの他にも、ごまを入れて「ごまクッキー」や茹でて潰したかぼちゃや紫芋などを混ぜて作る「かぼちゃクッキー」「紫芋クッキー」などレパートリーはたくさんあります。
手作りクッキーもぜひ一度作ってみてくださいね。
クッキー以外にも手作りおやつはたくさんあり、「パウンドケーキ」や食パンを使った「グラタントースト」、「お好み焼き」なども大人気です。
こちらもぜひご覧くださいね。
それでは大人気のスノーボールクッキーを作っていきましょう。
約25個分
砂糖 15g
無塩バター 50g
薄力粉 45g
片栗粉 35g
粉糖 40g
※粉糖は目安なのでたっぷり使用してください。
YouTubeでは様々な保育園給食や保育園おやつを紹介しています。
ぜひ一度ご覧ください。
生地を作っていく
スノーボールクッキーの生地を作っていきます。
使用する材料は、砂糖、無塩バター、薄力粉、片栗粉です。まず、バターを溶かしていきましょう。
保育園で使用するバターは量が多いので鍋に入れて弱火で溶かしています。
家庭で作る場合は湯煎や電子レンジで溶かしていただければ大丈夫です。
![溶かしたバター](https://kouichikyu-syoku.com/wp-content/uploads/2023/12/IMG_4487.jpg)
バターを溶かしている間に、大きめの鍋やボウルに砂糖、薄力粉、片栗粉を入れておきます。
薄力粉はふるう必要はないのでそのまま入れてしまって大丈夫です。
![砂糖、薄力粉、片栗粉](https://kouichikyu-syoku.com/wp-content/uploads/2023/12/IMG_4485.jpg)
ここに溶かしたバターを入れてしっかり全体を混ぜていきます。
初めはシャバシャバしていますが、混ぜていくと全体がまとまってきますよ。
![スノーボールクッキーの生地](https://kouichikyu-syoku.com/wp-content/uploads/2023/12/IMG_4492.jpg)
これでスノーボールクッキーの生地の完成です。
とても簡単ですよ!これだけでサクサク、ホロホロのクッキーが出来ちゃうんです。
この生地を丸めていきます。
生地を丸めていく
作った生地を丸めていきます。
ホテルパンにクッキングシートを敷き、そこへ丸めた生地を並べていきます。
大きさは5〜7グラム程度に丸めていきます。
![丸めたクッキー生地](https://kouichikyu-syoku.com/wp-content/uploads/2023/12/IMG_4494.jpg)
数が多いのでこれが一番大変な作業です。
でも、楽しいから何も問題ないですけどね。保育園の給食室の仕事って、料理が嫌いだとなかなか続かないと思いますし、しんどいだけだと思います。
スノーボールクッキーを丸めながら、きな粉かけたら美味しいんじゃないか?とか、生地にいちごなど混ぜたらさらに美味しくなるんじゃないか?など気づいたら色々考えています。
様々なアイディアが浮かんできて楽しくなってきます。
全ての生地を丸め終われば、スチコンで焼いていきます。
保育園給食で欠かせない、スチコンの登場です。スチコンって何?って方はこちらをご覧ください。スチコンについて簡単にまとめています。
オーブンで生地を焼いていく
丸めた生地を焼いていきます。
スチコンホットエアーモード170℃で約15分焼いていきます。
家で作る場合でも同様にオーブン170℃で予熱して、予熱が終われば15分焼いてください。
業務用のオーブンとパワーが違うかもしれませんが今回のスノーボールクッキーに関してはそこまで大きな問題ではないので大丈夫です。
焼き上がりはこんな感じです。
![焼き上がったスノーボールクッキー](https://kouichikyu-syoku.com/wp-content/uploads/2023/12/IMG_4497.jpg)
焼き上がったクッキーに粉糖をたっぷりかけていくのですが、焼き上がってすぐに粉糖をかけてしまうと、粉糖が溶けてしまうのでクッキーを冷ましてから粉糖をかけていきます。
クッキーに粉糖をたっぷりかけていく
ボウルに粉糖を入れて、そこに焼けて冷ましたクッキーを入れていきます。
粉糖をかけるというより、粉糖をつけると言った方がいいですね。
![粉糖をつけたクッキー](https://kouichikyu-syoku.com/wp-content/uploads/2023/12/IMG_4500.jpg)
たっぷりと粉糖をつけてください。
クッキーが崩れやすいので少しずつ優しく粉糖をつけていくようにしてください。
クッキー生地にきな粉を混ぜ込むと、「きな粉のスノーボールクッキー」が出来ますし、また違った美味しさを味わえますよ。
クッキーは色々アレンジができるので本当に楽しいです。
これをお皿にのせてスノーボールクッキーの完成です。
サクサク、ホロホロ、スノーボールクッキーの完成!!
スノーボールクッキーが完成しました!
![スノーボールクッキー](https://kouichikyu-syoku.com/wp-content/uploads/2023/12/IMG_4507.jpg)
食べるとほんとにびっくりしますよ。
口の中に入れた時はサクサクで、すぐにホロホロと溶けていきます。不思議な食感でとても美味しいです。
そんな美味しいクッキーがとても簡単に作れるのでぜひ一度作ってみてくださいね。
見た目も可愛くて子供達も食べやすい美味しいおやつです。
YouTubeでは今回のスノーボールクッキーの他にも様々な保育園給食やおやつ、離乳食なども紹介しています。家で簡単に出来る料理や、便利な調理家電なども紹介しているのでぜひご覧ください。
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