今回ご紹介するのは、子供達も食べやすく、甘くて美味しい麩のきな粉ラスクです。サクサクでとても美味しいですよ！
作り方も簡単で、保育園のおやつに取り入れている所も多いかと思います。家でも簡単に作れますしおすすめですよ。
きな粉を使用したおやつは、今回の麩のきな粉ラスクの他に、粉トーストやきな粉クッキー、きな粉パウンドケーキなどがあります。
きな粉トーストもとても人気のおやつですので一度作ってみてくださいね。
保育園では様々な手作りおやつを提供していて、今回の様に麩を使ったおやつや、食パンを使ったおやつ、ホットケーキMIXを使った蒸しパン、手作りクッキー、手作りパウンドケーキ、白玉粉を使ったみたらし団子などがあります。
毎回違った食材でおやつを作り提供することで飽きもこないので子供達にとっても良いことかなと思っています。
保育園の給食やおやつはYouTubeでも紹介しています。実際に給食室で作っている所や家でできる簡単料理など様々な動画を投稿しているのでぜひご覧ください。
保育園栄養士なら共感できるであろう「給食室あるある」もご覧ください。
それでは麩のきな粉ラスクを作っていきましょう。
幼児1人分
麩 15g
無塩バター 5g
砂糖 5g
きな粉 4g
バターがない場合はマーガリンでも作れます。
でも、美味しいのはやっぱりバターです。
バターを溶かして砂糖と混ぜる
まず、バターを溶かしていきます。
溶かし方は、様々ですが保育園では2パターン溶かし方があるので紹介していきます。
すぐに使用する場合は、鍋にバターを入れて火にかけて溶かしていきます。気をつけないと、周りが焦げてきてバターの色が悪くなるので、しっかり混ぜながら溶かします。
すぐに使用しない場合は、鍋やボウルにバターを入れてラップをし、乾燥機の中へ入れておきます。
給食室には大きな乾燥機があり、食器や調理器具を乾かすために使用しています。
そこにバターを入れておけば他の作業をしている間に溶けるので効率がいいです。
本来そんな使い方をするものではないのですが、僕の園では上記のどちらかの方法で溶かしています。
家で溶かす場合は、レンジでチンで大丈夫ですよ。
溶かしたバターを砂糖を泡立て器を使いしっかり混ぜていきます。
これを麩にかけてからめていきます。
砂糖とバターを麩にからめていく
麩はどんな物でも問題ないですが、小さめの物を使った方が子供達は食べやすいと思います。
ここに先ほどのバターと砂糖を混ぜたシュガーバターをかけていきます。
しっかりと混ぜて麩全体にシュガーバターをからめていきます。
ここで混ぜが甘いと、味がついていない部分が出てくるのでしっかりと混ぜていきます。
保育園のように大量に作る場合は、一気に混ぜるのではなく、麩を2つに分けて混ぜた方がやりやすいですよ。
スチコンで焼いていく
ホテルパンにクッキングシートを敷き、先ほどの麩を広げていきます。
ここでのポイントは、麩同士が重ならないようにしっかりと広げます。
敷き詰めすぎずに広げると焼きムラがなく美味しく焼けます。
画像で確認していただけると思いますが、右の辺りの麩が重なっているのが分かると思います。
こういった重なった部分がないように確認してからスチコンで焼いていきます。
スチコンホットエアーモード180℃で約6〜8分焼いていきます。
焼きすぎると苦味が出てきてしまうので様子を見ながら焼いてください。
焼けた麩のラスクにきな粉をかけていく
焼き上がりはこんな感じです。
これだけでも充分美味しいですし、「麩のラスク」として実際におやつとして提供しています。
今回は麩のきな粉ラスクなので、ここにきな粉をかけていきます。
焼き上がった麩をボウルに移します。
ここにきな粉をかけて混ぜていきます。
しっかり全体にきな粉がかかるように混ぜていきます。
混ぜ方が甘いときな粉がかかっていない部分が出てくるのでしっかりと混ぜていきます。
保育園での給食やおやつ作りで気をつけていることは、「しっかり混ぜる」「しっかり塗る」ということです。
しっかり混ぜるやしっかり塗るは簡単なようで、当たり前のようで、なかなかできていないことが多いので、僕の保育園ではそういった所に注意して給食やおやつ作りを行なっています。
しっかりきな粉を混ぜたら完成です。
これをお皿に盛り付けていきます。
麩のきな粉ラスクの完成！
バターときな粉のいい香りがなんとも言えない麩のきな粉ラスクが完成しました。
きな粉をかけることで、きな粉無しの「麩のラスク」とは違った美味しさが味わえるおやつです。
小さくて食べやすいですし、食感もサクサクしていてとても美味しいですよ。
一度食べ出したら止まらないおやつです。
先ほどもお話ししましたが、シュガーバターをしっかり全体にからめたり、きな粉を全体にかけたりと、細かな事にも気をつけて調理することがとても大事だと考えています。
手を抜く事は簡単ですが、美味しい給食やおやつは作れないので、これからも手を抜くことなく子供達に美味しいと言ってもらえる給食やおやつを作っていきたいと考えています。
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