保育園で提供している魚料理をご紹介します。
魚って苦手な子供も多いですし、最近ではあまり家でも魚を食べる機会が減っているみたいです。
骨があったり、パサパサしていたり、いいイメージがないみたいですね。
保育園で使用している魚はしっかり骨も抜いてありとても食べやすいです。子供に魚を提供する場合は魚選びも重要になってくると思います。
今回ご紹介するのは、幽庵焼きと言ってあまり耳にしない料理かもしれません。
酒、みりん、醤油、柚子で作る味付けも簡単で美味しい料理です。
香りも良くて食欲をそそりますよ。
保育園での魚料理は焼き魚、煮魚などがありどの魚料理も子供達はよく食べてくれます。
鯖のおろし煮は作業工程は多いですが、子供達、先生達からも大人気の魚料理です。
鰆の西京焼きは甘めの白味噌を使用したクセになる美味しさの魚料理です。
白味噌のポイントは甘めですね。
紅葉焼きは、人参と味噌マヨを混ぜ合わせたタレを魚に塗って焼き上げる人気給食です。
名前の通り紅葉のような鮮やかな出来上がりで、見た目も味も抜群の魚料理です。
それではさばの幽庵焼きを作っていきましょう!
幼児1人分
さば 40g
薄口醤油 5cc
酒 5cc
みりん 5cc
柚子 適量
YouTubeでは様々な保育園給食やおやつを紹介しています。ぜひこちらもご覧ください。
さばを焼いていく
まず保育園では魚を洗います。
洗ったさばをホテルパンに並べてスチコンで焼いていきます。
味付けは何もせずに焼いていきます。
理由は味付けして焼いていくと焦げやすくなりますし、魚からかなりの油や水分が出てくるのでせっかくのタレが薄くなってしまうので先に焼いて火を通してから味付けしていきます。
このさば、骨抜きでめちゃくちゃ食べやすいんです!!
子供って魚の骨が嫌な子も多いんで、骨を綺麗にとってあると食べてくれるんです。
このさばを、スチコンコンビモード280℃、蒸気量60%で約8〜10分焼いてさばに完全に火を通していきます。
タレ作り
タレは超簡単です。
薄口醤油、酒、みりんを1:1:1です!
そこへ、輪切りにした柚子を入れてタレは完成です!!
めちゃくちゃ簡単です。柚子がない場合は、すだちやカボスでも大丈夫ですし、レモンの果汁でも代用できます。
一番は柚子がいいですけどね。
僕の園では、前日からタレを作ります。
酒、みりんは火にかけてアルコールを飛ばし、そこへ薄口醤油、輪切りにした柚子を入れて冷蔵庫で冷やしておきます。
使用する時は、柚子を取り出してタレだけを使用します。
めちゃくちゃいい香りがするんですよこれ!!
柚子が出回っていない時期もあるので、その場合は柚子果汁を使用しています。
焼いたさばを移し替える
さばが焼けたら、新しいホテルパンに移し替えます。
理由は、先ほどもお話ししましたがさばの油がすごいんですよ。この油はせっかくの美味しいタレの味を薄めてしまうので使用しません。
こんな感じで移し替えて、味付けをしていきます。
タレをかける
さばの上にキッチンペーパーをのせて、その上から幽庵タレをかけていきます。
そうすることで、さば全体にタレがいきわたります。
このまましばらく置いておきます。
20分〜30分このままにして、その後もう一度焼いていくんです。
このタレを生の魚にかけて焼いていくと魚に火が通る前に焦げたりする可能性もあるので先に魚だけを焼いています。
少し手間ですが、美味しい給食を作るには大切なことですね。
再びスチコンへ
タレをかけてしばらく経てば、キッチンペーパーをとって焼いていきます。
このままでも美味しそうですが、もう一度焼いていきます。
コンビモード300℃、蒸気量30%で約3分焼いて完成です!!
焼きすぎると焦げるので注意してくださいね。
さばの幽庵焼きの完成!
いい香りでお腹が空いてきますよ!
少し焼き色がついて美味しそうに焼けましたよ。
シンプルな味付けなのですが、これがほんとに美味しいんですから!!
幽庵焼きって聞いたことない方もいるかもしれないですが、これを機にぜひ作ってみてくださいね。
子供達にも大人気の魚料理ですよ。
初めて幽庵焼きを食べた先生からも絶賛していただきました。
シンプルですが、とても美味しい魚料理です。
様々な食材で作れます
今回はさばの幽庵焼きを作りましたが、鮭でも美味しいですし、鶏肉、豚肉でも作れますよ!
鶏もも肉を使って「鶏肉の幽庵焼き」というメニューで提供もしていますし、魚も美味しいですけど肉でも美味しさ抜群です。
タレは炒め物にも使えますし、万能タレですよ。
さばの幽庵焼きはYouTubeでも紹介していますのでぜひご覧ください。
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