保育園の給食でピーマンの肉詰めってあまり耳にしないと思います。
大変ですし、ピーマン苦手な子も多いですしね。一番は大変なので作らないと思います。笑
僕の園で作るピーマンの肉詰めはピーマンも柔らかく子供達からもとても人気です!
園でピーマンの栽培をしているのですが、育ったピーマンを見て、「今日の給食はピーマンの肉詰め?」や「ピーマンの肉詰め大好き」という嬉しい言葉を子供達から言っていただきます。
それぐらい人気のピーマンの肉詰めなんです!
保育士の先生からも、レシピを教えてほしいって言われますし、大人気です。
保育園で作るピーマンの肉詰めは、スチームコンベクションオーブンで焼いていきます。
一気に大量に作れて、美味しく焼き上がります。
スチームコンベクションオーブンについてはこちらをご覧ください。
ピーマンの肉詰めではミンチを使用するのですが、他にもミンチを使用した人気の給食がたくさんあります。
こちらもぜひ作ってみてくださいね。
それでは大人気のピーマンの肉詰めを早速作っていきましょう。
幼児1人分
ピーマン 40g
玉ねぎ 10g
卵 5g
豆乳 3cc
合い挽きミンチ 40g
塩 少々
こしょう 少々
砂糖 1g
濃口醤油 3cc
みりん 3cc
マヨネーズ 5g
小麦粉 少々
ピーマンの種、わたをとる
まず初めに行うのがピーマンの種、わたをとる作業です。
これが大変なんですよ。
でも、コツがあります。ピーマンのヘタの部分を親指で押し込んでから包丁で半分に切ると簡単に種やわたがとれるんです。
それでもピーマン約300個の種やわたをとるのは時間がかかります。
一人でするとなると時間がかかるので、親指で押し込む人、包丁で半分に切る人、種やわたをとって洗う人の3つに分かれて作業を行なっています。
この後にミンチを詰めていくので、ピーマンを丁寧に扱って種やわたをとっていきましょう。
ピーマンに小麦粉をふるう
半分に切って種、わたをとったピーマンをホテルパンに並べます。
ここに小麦粉をふるっていきます。
肉がはがれにくくなるよう接着剤の役割をしてくれます。
これでピーマンの準備は完了です。
ここにミンチを詰めていきます。
ミンチをこねる
合い挽きミンチ、みじん切りにして炒めた玉ねぎ、卵、塩、こしょうを入れてしっかりこねていきます。
冬場はミンチが冷たくて大変です。量も多いですしね。
豆乳を入れて固さを調節していきます。柔らかい方がいい場合は豆乳を多めに入れます。
乳アレルギーがあるため豆乳を使用していますが、牛乳でも大丈夫です。
合い挽きミンチを使用していますが、豚ミンチでも大丈夫です。
合い挽きの方が美味しいと思いますけどね。笑
ここでしっかりこねておかないと美味しい肉詰めができません。
ミンチの量が多いのでしっかり混ぜたつもりでも底の方が混ざってなかったりするので、底からしっかりと混ぜていきましょう。
肉を詰めていく
ピーマンもミンチも準備ができたので、肉を詰めていきます。ピーマンの肉詰めでピーマンの処理と、肉を詰める作業が大変なんですよ。
保育園で作る場合は数が多いんですよ。
この作業も一人ではかなりの時間がかかってしまうので複数で行います。
しっかりとピーマンに肉を詰めていきます。
こんな感じでピーマンにミンチを詰めることができたら、スチームコンベクションオーブンで焼いていきます。
味付けをせずに焼いて完全に火を入れていきます。
脂がかなり出てくるので新しいホテルパンに肉詰めを移し替えてからタレをかけて再度焼いていきます。
少し手間ですが、これが美味しい肉詰め作りには欠かせません。
コンビモード250℃、蒸気量60%で約8分焼いていきます。
タレを作る
ピーマンの肉詰め、柔らかいピーマンと柔らかいミンチも、もちろん美味しいのですが、タレもめちゃくちゃ美味しいんですよね。
ピーマンの肉詰めの味付けってケチャップのイメージが強いですが、僕の園ではマヨだれです。
砂糖、濃口醤油、みりんを火にかけて一煮立ちさせ、そこへマヨネーズを入れてしっかり混ぜます。
このタレを焼けた肉詰めにかけて、もう一度高温で焼いていくのです。
高温で3分焼いていくのですが、タレがこんがり焼けて美味しさがアップします。
マヨだれをかけて焼くのもポイントですね。
焼けた肉詰めを移し替える
焼けた肉詰めを見てください。
肉汁がたっぷりですよね?
このままマヨだれをかけてしまうと、せっかくの美味しいマヨだれが薄くなってしまうんです。
なので、新しいホテルパンに移し変えていきます。
先ほどもお話ししましたが、この一手間が美味しいピーマンの肉詰め作りに大切なのです。
こんな感じで新しいホテルパンに移し替えました。
肉汁が見えなくなったのが分かると思います。
この肉汁が美味しいのでは?と思うかもしれませんが、このままタレをかけるとシャバシャバになって美味しさ半減です。
マヨだれをかけて焼く
マヨだれをかけていきます。
丁寧にかけて、全体にタレがかかればもう一度スチコンで焼いていきます。
スチコンのコンビモード300℃、蒸気量30%で3分焼いて完成です。
マヨだれに焼き色がついてめちゃくちゃ美味しくなりますよ!!
ピーマンもミンチも柔らかくてとても美味しいピーマンの肉詰めです。
園で育てたピーマンを収穫し、子供達とのクッキングでもピーマンの肉詰めを作っています。
自分達で育てたピーマンで肉詰めを作って子供達も大喜びです。
ピーマンが苦手な子でも、一緒に作れば美味しいと言って食べてくれますよ。
美味しいピーマンの肉詰めの完成!
美味しいピーマンの肉詰めの完成です!
数が多いので作るのが大変ですが、めちゃくちゃ美味しいですし、大人気なので問題なしです!
美味しいって言ってもらえるとやっぱり嬉しいですし、また頑張ろう!!って思えますよね。
あまり家でも作ることもないと思いますし、初めてみる子供もたくさんいます。初めはなかなかお箸が進まないのですが、一口食べると美味しい!と言って食べてくれますし、1回目ダメだった子供も、2回目のピーマンの肉詰めでは食べてくれたりと、なんだかんだで人気メニューになりました。
これからもみんなに喜んでもらえる給食を作っていけたらなと思っています。
保育園ではちゃんと食べてくれるのに家では全然食べてくれないってお悩みの方も多いと思います。
家と保育園では味付けももちろん違いますし、たくさんの友達と食べる給食の時間のあの雰囲気は家では難しいですよね。
食べる時の雰囲気ってとても大事なんです。
周りの友達が食べているから自分も食べよう!って思い嫌いな物でも食べれたりするんですよね。
今回のピーマンの肉詰めは家でも作れますので、保育園の味をぜひ家でも作ってみてください。
YouTubeでも給食やおやつ、離乳食など紹介しているのでぜひご覧ください。
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