保育園では様々な魚料理を提供しています。
鰆、鯖、鰈、鮭、鰤などの魚を使用していて、今回は、鰆を使った鰆のバター醤油焼きをご紹介いたします。
この鰆のバター醤油焼きはタレがめちゃくちゃ美味しくて、魚が苦手な子供でも美味しく食べることができますよ。
香りもよくて、園中にバター醤油の香りが行き渡ってお腹が空いてきます。笑
作り方も簡単で、誰でも簡単に作れますよ。魚の価格が高くて、魚メニューを取り入れにくくなってますが、機会があれば作ってみてくださいね。鰆で作りますが、鰆以外の魚でも美味しく作れます。
保育園では今回の鰆のバター醤油以外にも魚料理がたくさんあります。焼き魚や、煮魚などどの魚料理も人気です。
ぜひこちらもご覧ください。
鯖のおろし煮は給食室が選ぶ好きな給食ベスト３に入るほど美味しさです。油で揚げないのに油で揚げたような美味しさの鯖のおろし煮です。こちらもぜひ一度作ってみてくださいね。
それでは鰆のバター醤油焼きを作っていきましょう。
幼児1人分
鰆 40g
小麦粉 適量
奴葱 1g
無塩バター 6g
薄口醤油 2cc
濃口醤油 1cc
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鰆洗って焼いていく
まずは鰆を洗い、スチコンで焼いて火を通していきます。
魚を使用した給食を子供達があまり食べてくれないという声をよく耳にします。
作り方を聞いてみると、冷凍の魚を使用していてタレをつけたり味付けをしてスチコンで焼いているという方が多いです。
火を通していない魚にタレなどをつけて焼いていくと、魚から水分が出てきて味が薄くなったり、魚臭い仕上がりになってしまうんです。
美味しく仕上げるには、味付けをする前にまず魚に火を入れてください。
そして、余分な水分を捨ててから味付けして再度焼いていくと魚臭さもなく、美味しく仕上がりますよ。
洗った鰆をクッキングシートを敷いたホテルパンに並べていきます。
並べたら小麦粉を粉ふるいを使い、ふるっていきます。
小麦粉をふりかけて焼くと、最後にバター醤油をかけて焼くときに鰆とタレがしっかり馴染んでくれます。
こちらをスチコンコンビモード280℃、蒸気量60%で約8〜10分焼いて完全に火を通していきます。
夏や冬といった季節、焼く枚数により焼き時間が変わってくるので、様子を見ながら焼いていきます。
寒い冬や、枚数が多い時は少し長めに焼いた方がいいですよ。
奴葱を切る
彩りとして奴葱を使用します。
奴葱は最後にふりかけて焼いていくのですが、葱があると無いとでは見た目が変わってくるんです。
奴葱があった方が見た目が良くなりますよ。
洗って小口切りにしておきます。
葱は色々種類があると思いますが、奴葱が一番適していると思いますよ。
バター醤油を作る
バター醤油を作っていきます。
無塩バターを鍋に入れ、弱火で溶かしていきます。
いきなり強火だと焦げてしまうので弱火でじっくりと溶かします。
バターが溶けたら薄口醤油と濃口醤油を入れてしっかり混ぜていきます。
とても簡単なタレです。
保育園では基本的に無塩バターしか使わないのでバター醤油のバターも無塩バターを使用していますが、有塩バターでも問題ありません。
有塩バターを使用する場合は、醤油の量を少し減らした方がいいと思いますよ。
鰆を移し替える
鰆が焼けたら、新しいホテルパンに魚を移し替えます。
ここがポイントです！
先ほどもお話ししましたが、かなりの水分が出てくるので、そのまま味付けしてしまうと水っぽくなり美味しくないバター醤油焼きになってしまうんです。
少し手間ですが新しいホテルパンに移してから味付けしていきます。
こちらが焼いたすぐ後の鰆です。隙間も空いてますし、水分もかなり出ているんです。
ことらが新しいホテルパンに移し替えた鰆です。
移し替えたら、先ほど作ったバター醤油をかけていきます。
お玉を使って全体にバター醤油をかけて、そこからスプーンを使い1切れ1切れしっかりタレをかけてあげることが大切です。
ここで丁寧に作業することで美味しいバター醤油焼きが出来るのです。
バター醤油をかけた後に奴葱を散らしていきます。
これだけでも美味しそうですが、これをもう一度スチコンで焼いていきます。
タレをかけてから焼くことで、鰆にタレがしっかり染み込み美味しくなります。
再度鰆を焼いて完成！
スチコンコンビモード300℃、蒸気量30%で約3分焼いていきます。
バター醤油が香ばしく焼けてとても美味しくなります。
魚に火が通っていない状態で味付けして焼いていくと、魚に火が通る前に醤油が焦げてしまう可能性があります。
あらかじめ魚に火を通しておけば醤油が焦げる心配もないですよ。
鰆と葱にほんのり焼き色が付いて美味しさが増しました！！香りも抜群で、早く食べたくなります！笑
焼きすぎると葱が真っ黒になってしまうので注意してくださいね。
今回の鰆のバター醤油の作り方をもう一度おさらいします。
魚は一度焼いて完全に火を通してから味付けすることをおすすめします。
大量調理で魚の量も多いとその分水分もたくさん出てきます。そのまま味付けしてしまうと水っぽくなって全然美味しくないので、焼いた後は少し手間ですが新しいホテルパンに移し替えて味付けしていきましょう。
また、生の魚のままバター醤油をかけて焼くと、魚に火が通る前に醤油が焦げてしまう可能性があるので先に魚を焼いて火を通してから味付けしましょう。
一手間かけるだけで劇的に美味しくなるので、一度やってみてくださいね。
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