保育園給食の定番といえばカレーです。保育園に限らず、家庭でもカレーは定番メニューですよね。
保育園給食でカレーライスはとても人気のメニューで子供達は美味しいと言ってよく食べてくれます。
そんなカレーが、保育園ではどのように作られるのかをご紹介していきたいと思います。
保育園でカレーは毎月提供していて、
ポークカレー、チキンカレー、ビーフカレー、シーフードカレーなどがありますが、今回はポークカレーをご紹介していきます。
カレールーを使用した料理にドライカレーもあり、こちらもとても人気の給食です。
ドライカレーの作り方はとても簡単で、めちゃくちゃ美味しいです。家でもすぐに作れるのでおすすめですよ。
このドライカレーをおやつに使用したのが『カレートースト』です。
食パンにドライカレーを塗って、そこにチーズをかけて焼いていきます。
カレーにチーズは相性抜群でとっても美味しいですよ。こちらもぜひご覧ください。
ほぼ全ての園でカレーは作られると思います。作り方は園によって違うかもしれませんが、参考にしていただけたらなと思います。
幼児1人分
ご飯 100g
豚肉 15g
玉ねぎ 15g
人参 10g
じゃが芋 40g
油 適量
カレールー 15g
水 100cc〜150cc
YouTubeでは様々な保育園給食やおやつを紹介しています。ぜひ一度ご覧ください。
野菜の下処理
まずは野菜です。玉ねぎ、人参、じゃが芋を使用します。
皮を剥いて洗って切っていきます。
玉ねぎは薄切りにしていきます。
人参は角切りにします。園によっては乱切りにする園もありますね。
じゃが芋も人参同様角切りにしていきます。
「カレーは簡単だから」とよく言われるのですが、決してそんなことはありません。
家で作るカレーと保育園で作るカレーは全く違います。大量の野菜の皮剥きは本当に大変ですし、とても時間がかかるんです。
味付けも量が多いと難しいですし、意外と作るのが難しいんですよね。
豚肉、野菜を炒める
今回は豚肉を使用します。
回転釜という大きな釜を使用し豚肉を炒めます。
焦げないように気をつけながら炒めていき、肉に火が通ったら玉ねぎ人参を入れてさらに炒めます。
夏場は暑くて大変なんですよ。
あまりクーラーが効かないのでほんとに暑いです。涼しい厨房が羨ましいですね。
厨房で働く上で本当に辛いのが夏なんです。
水分補給は欠かせないですね!!
今回はポークカレーなので油で炒めましたが、チキンカレーを作る場合は、バターで炒めたりもします。
バターの香りがたまらない美味しいカレーができますよ。
水を入れて煮込む
豚肉、玉ねぎ、人参を炒めて水を入れて煮込んでいきます。じゃが芋はまだ入れません。
玉ねぎ、人参が柔らかくなってきたら、じゃが芋を入れます。
先にじゃが芋を入れてしまうと、煮崩れしてしまうので入れるタイミングは気をつけないといけません。
じゃが芋を入れたら少しかたさが残るまで煮込んでいきます。
少しかたさを残す理由は、余熱で火が入るので完全に柔らかくしてしまうと、煮崩れしちゃうんですよ。
保育園でのカレー作りで気を付けるポイントはじゃが芋の柔らかさだと思っています。
煮崩れしないように気をつけていきましょう。
カレールーで味付け
じゃが芋が少しかたさが残るぐらいまで煮込めたら、一旦火を止めてカレールーで味付けしていきます。
保育園のカレールーは甘口が多いですよね。
僕の園ではS&Bのとろけるカレーフレークを使用しています。
そのままルーを入れてしまうとかたまりができたり、ちゃんと溶けないので、一旦鍋やボウルにルーを入れて、そこへ回転釜から煮汁だけをとって泡立て器を使いルーを溶かします。
溶かしたルーを釜に入れて、弱火でとろみがつくまでしっかり混ぜます。
ルーを入れた後は焦げつきやすくなっているので注意しながら混ぜます。
底からしっかり混ぜていきましょう。
美味しいカレーの完成
お皿にご飯をよそってそこへカレーをかけて完成です。
僕の園では、カレーとサラダの組み合わせが多いですね。
夏は、ピーマンや茄子などを使用し夏野菜カレーも作っています。
じゃが芋の代わりにカボチャを使用したこともあったのですが、カボチャは不評でしたね。
先生達は美味しいと言ってくれていたのですが、子供達はカボチャよりじゃが芋の方が良かったみたいです。
カレーライスはとっても人気のメニューでみんなよく食べてくれます。様々な野菜を入れて作るとまた違ったカレーができていいですね。
YouTubeでもカレー作りをご紹介していますのでぜひみてくださいね。
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